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木灘日記

日記を書きます。

名古屋コミティアへ行く

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昨日は4時近くまで起きていたにも拘わらず、朝すっきりと目が覚めたので名古屋コミティアを覗きに行ってきた。開催を知ったのが前日だったので事前に何も調べず、取り敢えずという具合。

名古屋コミティアに行くのは2度目である。自転車を30分ほど走らせ、会場である名古屋国際会議場に開始間近の11時前に到着した。前回は13時過ぎに到着したのだが、時間が遅かったからか中は既にまったりとした空気で見て回っている人間も少なく、出展者と机を挟んで対峙する緊張感が強くてあまりゆっくりと見られなかったのだった。

会場間際の入口付近には数十人くらいが並んでいた。何も確認しないまま入っても仕方がないので、取り敢えずカタログを買い、少し離れたテーブルに座って紙コップのコーヒーを啜りながらサークルカットをしばらく眺めていた。

東京のコミティアにも何度か行っているが、名古屋はやはり女性向けの傾向が強いのだろうか。アクセサリーや小物、グッズ系のサークルがかなり多い印象だ。会場内で現物を見ても感心するものばかりだが、買う気もないおっさんがじっくり見るのも迷惑であろうと、ほとんど流し見するばかりなのが残念だった。

名古屋コミティアはサークルの数も少ないので試し読みスペースにあるものを全部確認するのも割と楽なのが良い。東京からの委託本を1冊買うと、試し読みスペースで30分くらい色々と読み漁ってから大勢と共にスペースを蟹歩きした。

全体的にまったりした雰囲気が良いので東京コミティアもこんな感じであればと思うが、それは無理な相談か。それにしても以前迷い込んだ成年向けエリアの混雑は凄まじかったな。

んで、前回の名古屋コミティアで本を購入したサークルが新しい本を何冊か出していたので気になった2冊を買い求めた。仄暗く鬱屈とした悲しい話を描くサークルで気に入っている。

帰り道、鶴舞公園を通りかかると花見が始まっていた。桜の開花はまだ不十分過ぎるようだったが、その場にいる人々にとっては関係がないのだろう。ビニールシートを敷いて、近くのコンビニや公園内に無数に展開された屋台で様々な飲食物を買って楽しそうにやっている。

僕は公園を一通り周り、コンビニに寄ってフランクフルトと唐揚げを買って帰った。家で花見をする人々の様子を思い出しながら、ゴミワインと一緒にやる。美味い。買ってきた同人誌も読む。良い感じだ。