Cork

木灘日記

日記を書きます。

思えば僕は夏休みの宿題ができない子供であったのだ

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さて、今月のカレンダー。冊子型になっていて、表紙には各月の図柄が並んでいたように思うのだが、ちゃんと確認せず貼り付けたので毎月何が出てくるのか分からない。

3月はかの最高のリトルウィッチロマネスクのアリアだった。リトルウィッチロマネスクはどんな話だったのかは全然覚えてないんだけど、サイコロ転がしのゲーム部分で後半、画面効果が派手になってくるとパソコンが処理落ちし始めるゲームだったという記憶がある。

月が変わって2日後にカレンダーを捲るというのはいつも通り。サンティアゴ巡礼の本をまた一冊読んで、明日の朝に洗濯をしようと思いつつ、もしやと思って天気予報を見たら曇り時々雨の予報だったので、夜のうちに洗濯を済ませた。

そういえば自転車をまたしばらく洗ってないな。外は寒いし水は冷たいし、やっぱ冬は億劫になるんだよな。

えーっと、そうだな。転職な。うん、分かってるよ。僕も今言おうと思ってたところなんだ。まあ、進展はないよ。そう。何もしてない。まずいなあ、とは思うんだけど。なんかこういう本来必死になるべき優先事項を放置して日々を無為に過ごすのって、マゾヒスティックな快楽が伴って癖になるっていうか……。

僕は夏休みの宿題が終わらないまま新学期が始まることを何よりも恐ろしく思いながら、夏休みが終わるまで宿題を終わらせることが出来ない人間であったのだ。終わらせられないことが大半で、その度に僕は恥をかくことを恐れて様々な手を尽くして義務から逃げてきた。今もその性質は何も変わらないのだ。

こういうの人間のバグっぽいよなと思う。いや、むしろ怠惰であることが人間本来の喜びであるということか。仕事をして僅かばかりの金を手に入れ、ままならぬ日々の暮らしを倹しく続けていく。本当はそんなことを望んでなどいないというのに。何となく死にたくはないな、という怠惰な感情で僕は今もなんとなく生きているのだ。