Cork

木灘日記

日記を書きます。

今年もシーズンが来たな

 

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そう、花粉だ。

今日は仕事中、久々に明確な寝不足を感じた一日だった。昨夜は1時過ぎに床に就いたが、5時くらいに一度目が覚めて、そのあと上手く眠れなかったのだ。

精神の具合が悪く眠れないことはあるが、昨日は特段そういったことはなかった。身体の状態に意識を集中すると、少し不快な寒気と喉に傷みがある。どうも風邪らしいなと布団に潜り込んで朝を待った。

うとうとしていたら普段の起床時間になったので、そろそろ起き上がるべきかとベッドから抜け出すと、唾を飲み込んだとき鼻の奥から口までの通り道が腫れているような感じがした。喉も不自然に乾燥していて、鈍い傷みがある。

やはり風邪だなと、そう思ったのだが、同時に目の痒みや鼻水といった花粉症の症状も軽く出ていることに気が付いた。僕は遂に来たかと思った。そう、花粉だ(二度目)。

いつからか、テレビの天気予報ではその日の花粉の飛散量もアナウンスするようになったらしい。今日の花粉は物凄く多いと言っている。体調はすこぶる不調であるが、この体調のどこからが風邪で、どこまでが花粉症によるものなのか判然としない。睡眠が浅くなったのも、風邪と花粉症両方の影響があったのだろうか。

通勤中、自転車を漕いでいる分には問題なかったが、会社でPCに向き合っているあいだはとにかく頭が回らず参った。ずっとぼんやりしていたのだが、これが睡眠不足由来なのか、風邪気味で熱が少しあるせいなのか、はたまた花粉症のせいなのか、それもまた分からない。時間は曖昧に過ぎていった。

僕は花粉症であるが、そこまで酷い症状は出ない方だ。目がちょっと痒くなって、水のような鼻水がさらさらと一定のペースで流れ出る。たまに鼻の奥にも痒みを感じることもあるが、痒みにはやたらと強いのでさほど問題なかったりする。強いというか、子供のころアトピーだったので、痒みに屈することが恐ろしいだけかもしれないが。

花粉症になったのはいつ頃だったか。アレルギーコップという言葉がある。人間の身体に備わるアレルギーへの耐性をコップに見立て、アレルギーの原因が蓄積していくことで、ある日、許容値を超えた途端に症状として発現するのだという説明だ。

この概念が正しいのだとすると、僕のアレルギーコップが一杯になったのはいつなのだろう。大学時代は少なくとも問題なかったはずだが。そして、アトピーもアレルギーが原因の病気だというが、そっちはどうなったんだ?

アトピーであった頃、病院にもほぼ行かず何かしら対策を取ることもなかった。自分が何にアレルギーを持つのかといった、原因についても一顧だにしたことはない。アレルギー物質を取り込み続けたことで、コップは割れてしまったのだろうか。

そして、花粉用のコップは割れてはくれないのだろうか。