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木灘日記

日記を書きます。

『MUSICUS!』届く

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正確には一昨日届いて、つい数時間前にすべてのルートが終わった。

まだ内容について触れるわけにはいかないので端的な感想を述べると、僕はこれを素晴らしい作品だなと思った。

かつて『キラ☆キラ』の前島鹿之助がHAPPY CYCLE MANIAとしてステージに上がり、巡らせた音楽(ライブ)についての想いがあった。『MUSICUS!』はそこに更に踏み込んでいたように思える。

CAMPFIREの支援履歴を見ると7/30とあった。もうあれから1年と4ヶ月の時間が過ぎたらしい。

『MUSICUS!(旧・MUSICA!)』のプロジェクトページを見るとリターンの発送予定は2019年6月とあって、当初予定からは6ヶ月ほど遅れている。活動報告でもその点を謝罪する内容なども送られてきたように思うが、僕は曖昧に日々を過ごすことに長けた気の長い人間であるので一度も待たされているという気持ちになることはなかった。

時間をかけることで作品がより良くなる可能性があって、金銭的な事情等でその試みが許される環境ならば是非そうすべきだろうと思う。何年もかけて書いた小説が、ゲームが、消費(僕はこの言葉が好きではないのだが)されるのに必要なのはその数百、数千分の一の時間に過ぎない。

なんか改めて考えるとなんとなくフェアじゃない感じがするんだよな。製作者・消費者のあいだのフェア・アンフェアって何だって感じだけど、まあ、なんとなくそう思う。待つことも楽しみの一つ、と言われることもあるようだし、余命宣告などを受けておらずまだまだ健康体を維持したまま生きていきそうな自信のある人間諸氏は気長にやって行きましょう。

ゲームが終わって、すぐ再プレイに入ろうかと思ったけれど、考え直してアルバムをインポートした。今はそれを聴いている。作中の楽曲についても個人的に素晴らしいと思えるものが何曲かあって嬉しかった。

作品の感想はまた後日、ネタバレが解禁されたら書こうと思う。

それまでは、そうだな、いい加減サンティアゴ巡礼の話でも書くか。