Cork

木灘日記

日記を書きます。

自宅ではエアコンとカーテンレールのあいだに渡した木の棒に濡れタオルを張っている

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先月、職場でインフルエンザが大流行した。

何人も欠勤が出て業務的にも色々やばい感じになったりしたのだが、その対策として加湿器と空気清浄器の導入がされることが決定された。

んで、今日、だいたい決定から三週間か、まずは空気清浄器が届いた。流石に遅すぎるのでは? と思う。もうインフルエンザで休んでいる人間はどこにも見当たらないのだが。ひょっとして加湿器が更にこのあと来るのか? 空気清浄器の時点で皆、「これなんだっけ?」みたいな顔をしているというのに。

今日届いたばかりの空気清浄器だが、昼前に僕の机の隣でガチャガチャやっていると思ったら、そのままそこに設置されてしまった。そしてこの空気清浄器、何畳用か知らないが、デカい。そしてゴツい。子供くらいの背丈にどっしりとした重量感。業務用シュレッダーのような佇まいのそいつは空気の吹き出し口が三つもあり、一つからはかなり自己主張の激しい感じで青く発光している。

そして何よりうるさい。余程この事務所の空気が淀んでいるのか、一秒も休まずゴーゴーやっている。真横と真上に対して扇風機の強さ"中"くらいの風力が常時発せられている。

確かに僕の背後に位置する別チームでは日々お局的存在から後輩女性に対するパワハラが繰り広げられており周辺の空気は淀みに淀んでいるのだが、それにしてもそれほどか、就任したてでお前ちょっとはしゃぎ過ぎではないのか、というくらい空気の清浄に励んでいる。

埃やウィルスを浄化しているのかもしれないが、目に見えないそれらが気付かないうちに取り除かれても、さほどありがたみは感じられないものだ。それに対して騒音は確実に耳から精神に作用する。

今のところ、空気が浄化されるのと騒音の差し引きはマイナスの状態である。そのうち加湿器も加わって白い蒸気をモクモクやり始めたらもっと混沌としてくるのだろうな。そして、それはそれで面白いなと思う。