非実在風実在フルーツ － panpanya『グヤバノ・ホリデー』
panpanyaの新刊が出たぞ！ 買え！
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買ったか？ 買ったら、次は「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」にずらっとpanpanyaの作品が並んでいるはずなので、持ってないやつを全部買え。よし、いいぞ。買ったな。もう持ってるなら良い。
というか、グヤバノって実在する果物だったんだな……。
表題作を楽園のWeb増刊で読んで初めて聞いた名前だったから、てっきりまたpanpanyaの創作フルーツだとばかり思ってたわ。裏表紙に長々と原産地や流通状況や和名まで書いてあったけど、それも創作の一部だと疑わなかったもんな。panpanyaの作品にはそう思わせるところがある。
それにしても、知らない土地で見知らぬ飲食物を様々口にしてみたいという欲望はあるよな。実際には知らない土地へ行く機会などそもそも滅多にないうえ、もしそういった機会があったとしても小市民である僕は失敗するのを恐れるがあまり既知の食べ物をきっと選んでしまうであろうことは想像に難くないが。
相変わらず奔放な想像力で書かれた、良い漫画だった。
