Cork

木灘日記

日記を書きます。

僕は有言実行の男だ

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PINPONSのアルバム「とりあえずベスト!」を買ってきたぞ。

通販で買おうと思ったのだが、調べたら近所の店で過去に委託販売をしていたことが分かった。情報が古いのでもうとっくにハケてしまっているかもしれないと思いつつ、さっそく出向いてみたところ無事に発見することが出来た。良かった良かった。

店ではCDの取り扱いスペースに見当たらないものだから店の中をぐるぐるとしてしまった。諦めて本を2冊手に取ってからレジに向かったところ、そのレジに探していたものが置かれていたので驚いた。
委託のアナウンスはもう一年以上前のログしか見当たらなかったにも拘わらず、なんだかやけに扱いが良い。でも探しづらいのでCDはCDが置いてあるスペースに並べてくれ。

CDには定価1500円との記載があったが、販売価格は2500円だった。当然だ。当時と今では金銭の価値が違う。60%以上の物価上昇率、いいぞ、まったく問題ない。経済が上向いてきた証拠なのだ。僕の給料だけが遥か後方に置き去りにされていく。世界中の人々を乗せた経済成長特急999が夜空の遥か彼方へ繋がるレールを駆け上がっていく。僕はPINPONSのアルバムを握りしめてそれを見送る。嗚呼、ノスタルジア

ところでやはり通販の方が本人の手に渡る金は増えると思われるので、さっぽろももこを応援するという意図においては通販で買うべきであろうと思ったのだが、到着まで待ち切れなかった。

今も図書館で借りてきたブコウスキーを読みながらアルバムを順に聴いている最中だが、やはりCDはボーカルがきちんと聴こえるのが良い。

ライブも楽しいものではあるが、過去のライブ経験において僕にとってのそれは体験を楽しむものだという印象になっている。生演奏だからこその良さがあることは当然理解するものの、音楽それ自体を楽しむにおいてはやはりただその為だけに作られるCDに軍配が上がるのは当然であろう、というのが僕の考えである。