Cork

木灘日記

日記を書きます。

ここをキャンプ地とする

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数年前までほぼ毎日のように日記を書いていた。

その日にあった出来事や読んだ本や観た映画のこと、面白いと思ったことや腹が立ったことや疑問に思ったことなど、基本的にはその日思ったことを適当に書いていた。文房具はメモ帳とフリクションボールペン。

フリクションを使っていたのは字が汚すぎてあとから読み返したときに幾ら自分の字はいえ解読不能になるクオリティの文字を連発するせいだ。

あと僕は頭が良くないので漢字を間違える。調べてから書けばいいものを「たぶんこれやろ(カキカキ)……ちゃうわ」みたいなことをしょっちゅうやる。
消しては書き直すことが頻繁なので、もしフリクションでなく普通のペンを使っていたらメモ帳はあっという間に消費されていったことだろう。

日記を書く習慣は5年くらい続いたはずだが、これは成人するまで日記を書く習慣などなかった身としては中々良く続けたものだと我ながら思う。しかしある時から日記を書く習慣はなくなった。

僕が日記を書く主な場所は通勤途中の電車だった。時間が一般のサラリーマンとは違っていたので電車に乗って座れないことがなく、いつも丸ノ内線半蔵門線を乗り継ぎながら日記を書いていたのだ。

仕事を辞めると電車に乗ることがなくなった。すると日記を書く習慣もあっさりとなくなった。

それからまた今に至るまで何年も経ったわけだが、今でも時々当時書いた日記を読み返すと結構面白いことが書いてあったりする。例えばそうだな、適当に1ページめくって……うわ、汚え文字がページをぎっしり埋め尽くしている。やっぱやめとこう。

まあ、とにかく昔の日記を読み返すと結構面白いもんなんだよ。未来の自分に向けて、金はないが文字くらいは残しておいてやるのも悪くないと思った。ついでに時々は写真も。

さて、そうは思っても現実で日記を書こうとすると紙とペン、それと下敷きになるものが必要だ。道具が必要であるというのは案外心情的なハードルを上げる。ついでに僕は文字が汚いだけでなく汚い文字を書く割に書くのが別に早いわけではない。遅くもないが、急いで書いているわけではないのに文字はうねり、乱れ、荒れ狂い、そのうち解読不能ラインを超える。そして書き直すことになる。結果的には遅い。なのでネット上で書くことにした。

長く続けられれば良いと思うし、せっかく始めたのだからnoteには僕が日記を書いているうちはサービス終了されては困るので頑張って欲しい。どうやって稼いでいるのかは良くわからないが、なんかたまに読むのに金がかかる的なやつを見かけた気がするから、たぶんそういうあれなんだろう。皆どんどん有益な文章を書いて有料で公開して経済を回していって欲しい。

僕は誰にとっても無益な日記サイトとしてここを利用する。色々と書きたいことがあるのだ。少なくとも今のところは。